冷え性で悩んでいる女性は本当に多いですよね。私も冷えには悩まされてきました。
以前は、冬に靴下を履いて布団に入って寝ていましたが、それでも朝まで足先が冷たいままということもありました。熟睡できないので、つらい思いをしていました。
いろいろと試した中で、自分で試して効果があったと思うものをご紹介します。
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冷える原因とは?
そもそも、どうして体が冷えてしまうのでしょうか?
人間の体温は、36.5度くらいであれば、免疫力も旺盛で、健康でいられるようにできているのですが、最近は、子どもでも低体温になっていると聞きます。
体温が下がれば、免疫力も下がってしまい、体にとってうれしくない症状が出てくるらしいのです。体温が下がってしまう原因はいくつか考えられます。
冷房や冷たい食べ物で体を冷やす
最近の夏の暑さは、昔の暑さとは比べ物になりません。庭に打ち水をしたり、スイカを食べたりするくらいでは、とても体を冷やすことはできません。
以前は、エアコンの冷房をつけることはなかった私ですが、さすがに暑さが尋常ではないので、ここ2年くらいは、自分一人でもエアコンを使うようになりました。
スーパーに買い物に行っても、冷房がびっくりするくらい効いています。外の気温と部屋の気温の差で、体調を崩してしまうくらいです。
冬は冬で、あったかい部屋の中で、つめた~いアイスを食べる人も多いですよね。真冬でもキンキンに冷やしたビールを飲む人も多いと思います。
1年中、体の中や外から体を冷やしているので、冷え性になっても当然といえますいね。
シャワーだけで済ませてしまう生活
お風呂に入れば体も温まりますが、若い人の中には、シャワーだけで済ませてしまう人も多いようです。シャワーでも汗や汚れは取れるかもしれませんが、入浴にはもっと大事な役目があります。
湯船にしっかり浸かることで、全身の血行が良くなります。新陳代謝もよくなり、体温も上がります。シャワーだけで済ませることは、おすすめできません。
運動不足で体の熱を作り出せない
どこへ行くにも車に頼ってしまい、歩いたり自転車に乗ったりすることが少ない人も多いと思います。運動をすると体が熱くなりますが、運動不足だとなかなか体が熱を作ることができにくくなりますよね。
足を使ってしっかり運動をすると、全身への血流がよくなり、体温も上昇するんですね。
ストレスが血行を悪くしてしまう
人は誰でもストレスを抱えて生きていると思いますが、現代に生きる私たちのストレスは昔の人とは比べ物になりません。
仕事に関するストレス、人間関係に関するストレス、健康に関する悩みなど、多くのストレスを抱えており、神経をすり減らしています。
家でゆっくりして、日々のストレスを解消できればいいのですが、そうもいかなければ、毎日の緊張から血管が収縮したりして、血行が悪くなるので体温が低下してしまいます。
季節を考えない食べ物で体を冷やす
夏には旬の「トマト・ナス・キュウリ・スイカ」などの食べ物を食べると、体が冷えるようになっています。
反対に冬には、体を温める根菜類をたっぷり使って、煮ものなどをすると、ぽかぽか体を温めてくれるのです。
ただ、最近は冬でも、ハウス栽培のトマトやキュウリを食べることができますね。旬ではない食べ物を簡単に手に入れることができるので、冬に体を冷やしてしまうのです。
南国の果物は、夏に食べると体が冷えて良いのですが、冬に食べると体が冷えるので、健康にとっては良くないのですが、スーパーにはなんでも売っているので、ついつい食べてしまいますね。
体を温めるためにおすすめの方法
私が試してみて、効果があったと思う方法を書いてみます。
入浴で体を温める
もともと湯船に浸かることはやっていましたが、長い時間お風呂に入っていることが苦手でした。いわゆるカラスの行水というものですね。
ただ、体を温めるために「38度~40度」くらいの比較的ぬるま湯につかることが良いとわかったので、試してみることにしました。
あまりにも熱いと、長く浸かっていられなかったのですが、このくらいの温度なら何とか以前よりも長く湯船につかっていられるようになりました。
運動をして下半身の筋肉を鍛える
歩いたり、スクワットをしたりして、運動をするようにしました。下半身には筋肉が多く集まっているので、足を使う運動をするのが効果的であると知り、試してみたのです。
ウォーキングは、お天気の悪い日や暑すぎる日、寒すぎる日など歩きたくないと思うこともあり、そういうときにはスクワットをすることにしました。
スクワットは夜中でもできるので、忙しい人にもおすすめの運動です。血行もよくなり、体温も上がります。少しずつ回数を増やしていくと、筋力もついていきます。
生姜紅茶を飲む
毎朝、生姜紅茶を飲んでいます。生姜は体を温めてくれるので、生姜を入れた紅茶を飲んでいるのです。黒砂糖やはちみつを入れて飲むと美味しく飲むことができます。
毎日、2~3杯飲んでいます。
風邪のときには梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)を飲む
風邪をひいたときには、梅醤番茶を飲んでいます。
梅醤番茶は、梅干しをしょうゆで練って、生姜をすりおろしたものを混ぜて熱湯で溶いたものです。保温効果が高いので、冷え性にも効果があります。
まとめ
水を毎日2L飲むとよいといわれて、頑張って飲んだこともありましたが、個人差があるのではないかと思っています。私の場合、そんなに水を飲むことができなくて、反対に胃が冷たくなって体調を崩してしまいました。
東洋医学では、冷えは万病のもとという言葉がありますが、冷えないように自分の体質に合わせて対策を考えることが重要だと思います。
体を温めることで、心もホッとできると思うので、全身の健康のために、体を冷えから守りましょう。