「まずい。もう一杯!」というコマーシャルが昔ありましたね。
あのころ、青汁は苦くておいしくないものというイメージがありましたが、今は決してまずくも飲みにくくもない美味しいものになりました。
健康に積極的に利用されている人も多いと思います。
私も健康のために、青汁を試してみたいと思う年頃になりました。
自分に合った青汁を探すために、いろいろ調べてみました。
Contents
青汁の栄養
青汁は原材料がいろいろあり、それによって栄養価も違ってきます。
主な原材料としては、大麦若葉・ケール・明日葉などがありますが、それ以外にも
ゴーヤとかよもぎ、抹茶などの材料もあります。
それぞれの栄養のちがいはどうなっているのでしょうか?
大麦若葉
大麦若葉とは、イネ科の植物である大麦の草丈が20~30センチくらいに伸びたころの若葉のことです。苦味や臭みなどが少ないことで、野菜の苦手な人でも飲めるため、青汁には欠かせない原料になります。大麦の若葉が使われるのは、若葉の頃のほうがたんぱく質・カルシウム・カリウム等の栄養価が高いからです。
大麦若葉には、水溶性と不溶性の食物繊維が含まれているので、腸内環境を改善して便秘も解消されます。また、大麦若葉のクロロフィル(葉緑素)には、コレステロールの値を下げてくれるはたらきがあり、有害物質を排出する役目もあるということです。
そして酵素のはたらきで、脂肪の燃焼を促してくれます。
ケール
ケールはキャベツの原種なのです。
栄養価がとても高いのですが、苦味がとんでもなく強いので、苦くてまずい。
ひと昔前までの青汁の主な原料はケールでした。
青汁のことを「まずい」と言っていたのは、このケールの青汁のことだったんですね。
味はともかく、βカロテン・ルテイン・ビタミンC・カルシウム・食物繊維というように栄養価は高いです。
明日葉
明日葉は、セリ科の多年草で、「今日摘んでも、明日にはもう新しい芽が出る」というように生命力も強く、成長も早いので、この名がついたそうです。
「不老長寿の妙草」といわれていたほど、昔から重宝されてきた野菜なのです。
明日葉は、数ある野菜の中でも、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富で、栄養素の種類も多く、栄養はバランスよく含まれている健康野菜なのです。
青汁のおいしい飲み方
青汁は、決しておいしいものではなく、甘くもなく、飲みにくいイメージがありますが、少しでも飲みやすくするために、効果のある飲み方を調べてみました。
はちみつを混ぜたりしていますが、味に慣れてきたら、ダイエットのために少しずつ減らすことをおすすめします。
青汁+野菜ジュース
青汁に野菜ジュースを混ぜて飲む方法ですが、野菜ジュースの味が濃いため、青汁の苦味などはわかりにくくなります。
野菜ジュースにもよると思いますが、ドロッとしたしっかりした味の野菜ジュースを飲んでいる感じです。比較的飲みやすいと思います。
青汁+牛乳
青汁に牛乳を混ぜる方法です。青汁の苦味が緩和される感じです。
はちみつなどの健康的な甘みを加えることで、抹茶味に近くなり、美味しく飲めるようになります。牛乳のたんぱく質やカルシウムを一緒にとれて、いいですね。
青汁+豆乳
青汁の青臭さと豆乳の大豆の味で、ちょっと飲みにくいと感じる場合は、すりごまを混ぜたり、きな粉を混ぜたり、はちみつを混ぜて飲むのがおすすめです。
青汁+ヨーグルト
青汁(粉)・無糖ヨーグルト・バナナ・きな粉を好みの分量入れてざっくり混ぜる。もっと甘みが欲しければ、はちみつを加えてもおいしいですよ。♥ース
青汁とフルーツジュースを混ぜて飲む方法です。果物は甘いので美味しく飲めます。ただし、フルーツジュースを多く入れすぎると、糖分が多すぎるかもしれません。
青汁のスムージー
♥青汁バナナスムージー
青汁・豆乳・バナナ・ヨーグルト・チアシード・氷をミキサーにかける。
♥青汁スムージー
青汁・バナナ・リンゴ・リンゴジュース・氷をミキサーにかける。
青汁でダイエットする
ダイエットをしていると、食事の量が減っているので、野菜を十分摂れていないこともあると思います。栄養のバランスも悪くなったり、偏ったりするので、健康にはよくないですよね。
青汁で健康的にやせる
ダイエット中に青汁を飲むことで、栄養が摂れることは大事ですね。
ビタミン、ミネラルなどの栄養をしっかり摂っていれば、ダイエットでイライラしないで済み、精神的にもよい影響を与えてくれるはずです。
食物繊維も摂れることで、腸内環境もよくなり、便秘の解消にも一役買ってくれます。
青汁できれいにやせる
ダイエットすると、どうしても栄養が不足することが考えられますが、そうすると、お肌の調子も悪くなります。
新陳代謝も悪くなり、ダイエットでお肌がボロボロになってしまうイメージです。
ダイエットでやせたとしても、お肌がボロボロでは、決してうれしくはないですね。
体の中も、外も、健康できれいになること。これが目標です。
青汁の種類
どんな種類の青汁があるか
青汁は、オーソドックスなもの以外に、今は様々な種類の青汁が売られています。どんなものがあるのかみてみましょう。
乳酸菌青汁・・・商品によってそれぞれ違った乳酸菌が入っている。
フルーツ青汁・・・フルーツが入っているので、飲みやすい味になっている。
青汁ゼリー・・・青汁がそのままゼリー状になっているもの。味は飲みやすい味になっている。そのまま飲めるので、簡単に摂ることができる。
青汁のタイプはどんなものがあるか?
粉末 保存期間が長く、持ち運びも簡単で種類も多い青汁です。水に溶かすだけで飲むことができます。お菓子に入れたり、パンに入れたりと青汁以外にアレンジが簡単です。
液体 ペットボトルやパウチのタイプなどがあります。重いので、持ち運びは多少面倒に感じるかもしれません。味は、青汁そのものの味です。
サプリ 錠剤で味が気にならないため、青汁の味が苦手な人でも飲むことができます。持ち運びは一番簡単なタイプです。
冷凍 保管も冷凍庫の場所をとるので大変です。解凍したり持ち運びにも手間がかかり面倒ですが、栄養素が壊れにくいタイプです。
まとめ
青汁でダイエットをするときは、1食を青汁に置き換える方法が良いと思います。朝食がおすすめです。
青汁の種類は、甘みの少ないもののほうが、糖分が少なくてダイエット効果が高いと思われます。どうしても飲みにくい人は、少しずつ慣らすようにして、甘くない青汁が飲めるようになるといいですね。
デザートなども青汁を使ったものを摂るようにすると、栄養のバランスもとれるので、健康的にやせられるのではないでしょうか。