サラダチキンとは、サラダに入れるために、とり胸肉を蒸して薄く味付けした大人気の食べ物です。
現在は、セブンイレブンやローソン、ファミリーマートなどのコンビニや、スーパーマーケットでも販売されており、プレーンの塩味のものや、ハーブが効いたもの、カレー味、スモーク風味、タンドリーチキン風味、ゆず胡椒味など、味のバリエーションもあって、びっくりするほど種類が豊富です。
これだけ種類があると、飽きずに食べることができますね。
サラダチキンダイエットとは
サラダチキンダイエットとは、文字通り「サラダチキンを食べてダイエットをしましょう」ということですが、1日の食事のうちの1食、または2食をサラダチキンにしてダイエットする方法です。
サラダチキンは、何といってもカロリーが低い食べ物です。
とりむね肉は、タンパク質がとても豊富なうえ、脂質や炭水化物は低いため、ダイエットに適した食べ物であるといえます。
ダイエットのときに気をつけなければならないこととして、よく言われるのは、食事を減らしてしまった結果、筋肉まで落ちてしまうということです。これでは体にとって有害なダイエットになってしまいます。
このサラダチキンは、タンパク質をしっかり摂れるということで、筋肉を減らすような危険なダイエットを防ぐことができます。
それに買ってきたら、そのまま食べられるという手軽さが、人気の要因だと思われます。
ただ、1食をサラダチキンにするのはよいとして、2食もサラダチキンだけにするのは、おすすめできません。
1食だけを置き換えるということにしましょう。
続けられるポイント
☆買ったらすぐに食べられるという手軽さがある。
☆コンビニエンスストアに売っているので、いつでも何時でも手に入れやすい。
☆低カロリー、高タンパク質でダイエットに最適な栄養がある。
☆なんといっても味のバリエーションが豊富である。
いつサラダチキンを食べる?
朝食でも昼食でもいいけれど、やはり夕食のときに食べるのが、一番効果が高いようです。
一般に私たちの食事では、夕食に摂るカロリーが一番高いと思われるので、それをサラダチキンに置き換えると、確実にカロリーが減らせます。
とはいえ、今まで夕食に何品も食べていた人が、突然サラダチキン1品だけにしたときに、本当にがまんができるものかという問題はあります。
カロリーが低いとはいっても、たくさん食べるとそれなりにカロリーも積み重なってしまいますので、気をつけてくださいね。
鶏むね肉の栄養
鶏ムネ肉の皮は脂肪が多いので、その部分を取り除くと、牛肉や豚肉のヒレ肉なみに低脂肪、高タンパクのヘルシーな食材です。
鶏肉のタンパク質は、私たちが毎日の食事で取らなければならないとされている必須アミノ酸が、バランス良く入っているうえに、消化吸収率も95%と高いものです。
この鶏むね肉が疲労回復に効果があることがわかってきました。
夏バテにも効果があると、テレビ番組でも紹介されていました。
渡り鳥は、何日も休むことなく飛び続けますね。その渡り鳥の羽を動かす胸肉がポイントで、この胸肉に高濃度の「イミダペプチド」という物質が含まれているのです。
1日に「イミダペプチド」を400mg、1週間できれば2週間以上摂り続けると、疲労回復に効果があるそうです。とりむね肉に換算すると、1日約100gとなります。これくらいなら、食べられそうですね。
ビタミンCと一緒に摂ると、疲労回復が早くなるそうです。
ダイエットの運動で疲れたときにも、このサラダチキンを食べることで、疲れが取れやすくなるという効果も合わせて期待できますよ。
サラダチキンをアレンジするときの注意点
いくら栄養が優れているとはいえ、同じものを食べ続けていると飽きてしまいます。
飽きたら、ストレスでつらくなり、ダイエットが失敗する原因にもなりかねません。
アレンジするときは、味を変え、食感も変えるようにして、せっかくの食事が楽しい時間になるようにしましょう。
サラダにも、もちろん合いますが、サラダのときはドレッシングのカロリーに気をつけましょう。せっかく減らしたカロリーをドレッシングで帳消しにしないようくれぐれも注意が必要です。