ウォーキングは簡単でお金もかからず、だれにでもできて、いつでも始められるお手軽なダイエット方法だと思いませんか。
「ただ歩くだけなら、いつでもやってるよ」と言われそうですね。
健康的にダイエットの効果も考えながら、ウォーキングで痩せるとなると、やはりコツや気をつけるべき点があります。
ウォーキングは、下半身の大きな筋肉を使うということで、血流がよくなります。肌もきれいになったり、むくみが解消するなど、ダイエットに限らず健康によいことがわかります。
そして、歩くことで、特定の部分がやせるというよりも、全体的にやせるということが多いです。
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ウォーキングのダイエット効果
でもウォーキングなら、散歩感覚でもとりあえず始めることができ、これまで運動を全くしてこなかった人でも不安なく始められると思います。
内臓脂肪は、皮下脂肪に比べると落ちやすいことから、効果が表れると継続しやすいかもしれません。お腹周りの脂肪が気になってきたら、通勤や買い物などで、ウォーキングを定期的にするように取り入れてみましょう。
ウォーキングダイエットの方法
ウォーキングで効率よく内臓脂肪を減らすには、正しい姿勢が大切なポイントになります。
ただ、何となく歩いているのでは、効果が表れにくいでしょう。
どうすれば、効果が高い歩き方ができるのか、それは正しい姿勢を保つことが必要です。
正しい姿勢とは背筋をまっすぐ伸ばした姿勢で、あごを引き、胸を張ります。
目線は少し先を見るようにして、歩幅は普段より大きくします。
歩くときはかかとから着地するようにしてください。
腕は大きく振りましょう。
いつものくせで、歩くときに猫背になったりしていないか、誰かにチェックしてもらうのもいいかもしれません。
歩幅を大きくすると、筋肉をしっかり使えるので、運動効果が高まります。
腕も大きく振ることで、上半身も使う全身運動になります。
正しい歩き方を心掛けて、内臓脂肪とおさらばできるよう、コツコツ続けていきましょう。
歩くことが習慣になれば、しっかりと内臓脂肪を減らすことができます。
まずは無理せず、週に2~3日ウォーキングすることをやってみましょう。
習慣になれば、買い物や通勤や階段でも自然にウォーキングの回数は増えてくるので、最初から無理はしないようにしましょうね。
ウォーキングとランニングの違い
ウォーキングとランニングの効果はどのくらい違うのか、考えてみましょう。
ウォーキングのスピードが速くなったものがランニングですが、実際には、それほど単純なものではなく、ランニングの方がかなり運動強度が強いです。
運動時の心拍数も高くなりますし、同じ時間運動すると、消費するカロリーも高くなります。40分のランニングは、80分のウォーキングに相当するとも言われています。
早く減量したい人は、ランニングの方がおすすめかもしれません。
ランニングのデメリット
でも、ランニングにもデメリットがあります。
ランニングの着地のときの足首やひざにかかる負担は、体重の数倍の重量が関節にかかるといわれます。
ゆっくり歩くときに足にかかる重さを1とすると、走っているときは3倍かかるそうです。
ランニングは負荷が大きい分、けがの危険性も高くなります。膝痛が起きたり足首、足裏が痛くなったりという具合です。
ウォーキングをしたときには、そういうけがや痛みを伴うことが少ないので、運動を日頃からする習慣がない人は、安全面からもウォーキングをする方がよいでしょう。
また、太っている人は、体重がひざにかかる負担が大きいので、そういう人もウォーキングがおすすめの運動です。
ウォーキングは継続しやすい
運動習慣がない人にとって、運動を新しく始めることは、なかなか簡単ではありません。
人は変わりたくない生き物なので、無意識のうちにどうしても元の居心地の良い場所に戻ろうとしてしまいます。
運動もしなければしなくて済むものなので、ついついサボろうとしてしまいます。ということで、始めるときにできるだけ心理的な負担が少ない運動の方が長続きできると思います。
ウォーキングは、手軽に始められると同時に続けやすい運動ということです。
ウォーキングの効果は
ウォーキングを始めたけれど、どのくらいしたら効果があらわれるのか心配な方もいるでしょう。
効果が現れる時期については、その人の運動量、歩く時間などによっても異なります。
効果が現れるまで続けられるかどうかが、ダイエットが成功するポイントとなります。そこまでモチベーションを保つのが大事です。
なんといっても、ウォーキングは運動の強度が高くないため、数か月はかかると最初から覚悟を決めて始めた方がよさそうです。
正しいウォーキング方法で、結果がでるまでとにかく歩く。
ダイエットが成功している人は、あきらめずひたすら続けることができる人です。